はじめに。
この度の震災にてお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り致します。
3/11日のソロコンサートはこのような事態になり、
やむをえず中止となりました。
私自身も1時間ほど電車に閉じ込められ、
その後、自分の妻とお腹の子供を守る事で精一杯となり、
全ての皆様にはご連絡をする事が出来ませんでした。
申し訳ございません。
皆様の無事をとにかく祈っています。
諸々今後のソロコンサートの詳細は現時点では出せませんが、
また皆様にご連絡差し上げることがあると思います。
その時に、次こそ笑顔でみんなが会えます事を願っています。
11日に発表しようと思い、創っていた新曲がありました。
このような事になり改めてその歌詞を読み返した時、
書いたのは自分自身ですが、「今」感じました。
この詩を次にみんなに会える時に胸を張って歌えるように。
歌詞の全文を掲載しておきます。
それぞれが普段の生活に一日でも早く戻れますように。
タイラトシキ。
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「茜さすされど雲は行く」 タイラトシキ
名も無き聖者達が奏でたメロディは
砂漠に浮かぶキャラバンの鐘の音
僕らは有能じゃないけど幸せ見つけられぬ程
無能じゃなく少し無防備で不器用なだけ
そうなんだ
人には言えない秘密もあるし
たまには優しい嘘もつくし
完璧なんて所詮人の創りしエゴです
人と比べるその感情論が
それぞれ選ぶこの人生観に
劣って 時には勝って歩いてゆく
今幸せと同じ顔した 不幸せが君に近づいたら
瞳を開けちゃダメ 耳も開いちゃダメ
あの鐘を鳴らせ
生きてく事は簡単じゃない
わかり合うのも簡単じゃない
許し合うのも簡単じゃないけど
愛し合うのは簡単でした
あなたを想いながらあなたを抱きしめたら
深い闇と痛みが消えました
でもね
秤にのせたふたつの影
繰り返し重なるのは何故
奪い去るならはじめから与えて欲しくもないのに
人が犯した罪と罰も
失ってから気付くその愛も
今はお願い許してよ 歩いてゆくから
今幸せと同じ顔した 不幸せが君に近づいたら
瞳を開けちゃダメ 耳も開いちゃダメ
この旅はまだ途中
茜さすされど雲は行く
その道で君が立ち止まったら
瞳をそらしちゃダメ 耳も塞いじゃダメ
あの鐘を鳴らせ
その胸の奥 Ding Dong... 響かせたら
輝くだろう Ding Dong... 明日には
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