げんき♀が我が家にやってきて一年が経った。
アイモカワラズ、悪魔みたいな顔してあくびばっかしている。
げんき♀について色々書いて来たが。
彼女の素性は詳しくは書いていなかったので。
今日はそれを記しておく。
彼女は、育児放棄をされ草むらに捨てられていたのだ。
そこに別のニャンコがやってきて。
げんき♀をくわえてワタシの妻の下へ連れて来た。
「この娘を宜しく」といった瞳で。げんきを置き去ってゆく。
妻は「猫がゴミをくわえて来たと思ったら猫だった」と振り返る。
瀕死のげんき♀は懸命にミルクを飲み復活。
「元気に生きろよ」の意を込めて「げんき」と名付けられた。
しかし...。
女の子だったのである!
オマタにちょこんとあったもんで男かと思ったらしいのだ。
しかし改名される事なくそのまま「げんき」。
せめてもとワタシが「げんき♀」という表記を付けた。
「つ◯だ☆ひろ」みたいなものである。。
彼女はとてもいい顔をしている。
が!毛の色がメチャクチャである。
ゴミと間違えられるくらいだから仕方がない。
一応三毛なのだが、白い毛はオマタのところのみ...。
顔はむかって右が黒多め。むかって左が茶色多め。
オマエはあしゅら男爵か!!
*注)あしゅら男爵↓↓
やはり天は二物を与えないのだな。
しかし「不完全なもの」は愛おしさを強く感じるものだ。
タイラ家家訓〜コンプレックスを愛しましょう!〜
彼女は紛れもなく我が家の一員である。
むしろタイラ家のエースである。
いつまでもげんきでいて欲しいが。
生きとし生けるもの。そうはいかない。
ならばなるべく長くのんびりとあくびをしていて欲しいと。
そう願います。