2011年6月6日月曜日

好きこそものの上手あれ。


昨夜はレッスン生のイベントライヴへ。

毎度の事、自分のライヴより緊張するのだが。
昨日は「巧くなったなぁ」と感心した。

彼らの多くは社会人として自分の仕事を持っている。
アーティスト志望というよりは「音楽が好きなんだよね」
って気持ちで取り組んでいる。

彼らが純粋に愛した音楽はとても素晴らしいものだと思う。
嫌みが無い。
だから彼らとやるレッスンはとても楽しい。

彼らは僕を師匠と呼んでくれる。
さんきゅう。嬉しいよ。

僕にも「師」と呼べる人は一人いた。
あの時の師匠より今の自分の方が巧く弾けていたとしても、
あの時のセンセーションが忘れられないが為に。
きっと一生あの人には敵わないんだろうと思う。
それでいい。

ひとりだけ絶対敵わないなと思ったアーティストがいた。
けれども怪我をしてギターが弾けなくなり音楽から離れた。
あの当時の彼より今の自分の方が色々出来ていたとしても、
あの時のセンセーションが忘れられないが為に。
きっと一生あの人には敵わないんだろうと思う。
それでいい。

彼らにそう思ってもらえる自分であれたならそれは光栄な事だ。